イースター島(チリ)

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謎の巨石文明の遺産 イースター島

モアイ
ハンガロア村の海岸に立つ赤い帽子のモアイ
謎の巨石文明としてあまりにも有名なイースター島。スペイン語ではイスラ・デ・パスクア、現地の言葉ではラパ・ヌイと言うが、元はテ・ピト・オ・ヘヌア(地球のヘソ)と呼んでいたらしい。この島にはかつて2つの種族が生活しており、一方の種族がもう一方の種族を支配し、モアイと呼ばれる石像を造らせていた。ある時、支配されていた種族が反乱を起こし、立てられてたモアイを全て倒してしまったという。




 

イースター島全図

イースター島は、かなり小さな島だ。村はハンガロアひとつだけ。ここから、右上の方にあるラノララクまで歩いて3〜4時間程度で行ける。モアイ像は、島のいたるところで見られるが、ラノララクは、別名モアイ工場と呼ばれるように、ここでモアイが造られた。ここには作りかけのモアイもたくさんある。

この他の遺跡としては、古い住居跡や岩に彫られた鳥の彫刻が残されているオロンゴがある。ここには、鳥人伝説があり、人々は断崖の先の海に浮かぶモツヌイという島に、鳥が産む卵を早く取ってくることを競ったという。

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ラノララク火口 7つのモアイ
地図▲薀離薀薀
モアイ工場と呼ばれるラノララク火山の火口の中。ここの岩には、造る途中で作業を中止したモアイが何体も残されている。火口湖の景色も美しく、鳥の鳴き声と風の音だけしか聞こえない静かな場所だ。
地図7つのモアイ
イースター島の紹介に、いつも出てくる7つのモアイ像モアイ像の多くは、倒された時に破損してしまっているが、ここのモアイは破損が少なく、きれいに並んでいる。
地図.魯鵐ロア村の海岸に立つモアイ
モアイは必ず海岸に背を向けて立っている。このため、外敵を脅かして侵入を防ぐために巨大なモアイが作られたという説は否定されることになる。
地図.魯鵐ロア村の海岸に立つモアイ
絶海の孤島という厳しい環境だが、自然の美しさは格別。この時は雨季で、空にはいつもこのような雲が浮かんで移動していた。

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★★★★

評価基準:
★★★★★=文句なしに素晴らしい、絶対お薦め。
★★★★=かなりいい、是非一度見てほしい。
★★★=なかなかいい、見逃すのは惜しい。
★★=まあまあ、期待しないで見てみてはどうでしょう。
★=特にお勧めはしません。

イースター島はモアイがあまりにも有名になりすぎた。実を言えば、モアイなんかただの石の像だ。こんなものよりマヤの石像のほうが何倍も素晴らしい。モアイには不思議な神秘性があるのは確かだし、モアイ工場と呼ばれるラノララクはなかなかいい。

しかし、イースター島の素晴らしさは、自然の美しさあってのものだ。ここの自然は美しいだけでなく、荒荒しさも備えており、大陸にはない魅力を持っている。また、島民の親切さにも感激。だから、もし、ツアーなんかでほんの数日モアイを見て歩くならたぶんがっかりするのではないだろうか。

有名な観光地のため宿泊施設は十分ににそろっている。遺跡としての魅力は乏しいと思うが、ラパ・ヌイ文化の魅力と自然の素晴らしさを考慮して、お勧め度は4とした。

 

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行きかた

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イースター島はチリとタヒチのほぼ中間にある。このため、チリとタヒチ間を飛ぶ飛行機が途中経由している。便は、シーズン中は週2便あると聞いたが、私が行った時は、オフシーズンで週1便だった。現在どうなっているかは、旅行代理店に問い合わせていただきたい。

チリの首都サンチャゴの旅行代理店ならどこでもツアーやチケットの手配をしてくれる。ちなみに、週1便の場合、帰りの便は3日後か、10日後になる。3日では短かすぎ、10日では長すぎるという感じだが、イースター島の見どころは、決してモアイだけではないので、10日でも長くはない。

また、いいホテルを使うツアーはどうしても高くなるので、長期滞在で安く上げたいなら自分でチケットを買って、現地では民宿を利用したほうがいい。島で消費する主要な食品や日用品は船で運んでいるため、物価はかなり高い。

 

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