サクレウ遺跡(マヤ文明) グアテマラ
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スペイン軍に滅ぼされたマヤの都市 サクレウ |
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サクレウ遺跡の全景 |
マヤ文明の遺跡というと、ティカルやチチェンイッツアのように、スペイン人が侵入してきた時にはすで放棄されていたものが多い。しかし、スペイン人がこのグアテマラにやってきた時、マヤ王朝の諸都市が存在しており、マヤ人とスペイン人の間で激しい戦いが繰り広げられた。サクレウは、1526年に進入してきたスペイン人のゴンサロ・デ・アルバラードが率いる部隊と戦ったが制圧された。この地方は、スペイン人が来る前から北の巨大文明であるトルテカやアステカに脅かされており、長くその支配下にあった。このため、遺跡の建造物もトルテカの影響を強く受けている。
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よく整備された公園のような遺跡。保存のために表面をコンクリートで固めており、遠目には美しい。だが、見ていてまったく面白味がない。訪れる人もほとんどいないが、それも納得できる遺跡だ。
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評価の基準: ★★★★★=文句なしに素晴らしい、絶対お薦め。 ★★★★=かなりいい、是非一度見てほしい。 ★★★=なかなかいい、見逃すのは惜しい。 ★★=まあまあ、期待しないで見てみてはどうでしょう。
★=特にお勧めはしません。
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かなり広いスペースがあり、地面は芝生のような草に覆われている。よく整備された公園という感じの遺跡だ。それにしても、これほど味気ない遺跡はこれまで見たことがない。遺跡を保護するためだろう、祭壇などの建物をすべてコンクリートで覆ってしまっているのだ。まるで、低予算映画のセットを見ているようなつまらなさに、疲れだけを感じた。
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首都グアテマラシティから北西へ約250キロほどのところに位 置する町、ウエウエテナンゴ。サクレウ遺跡は、ここからバスで15〜20分ほどのところにがある。ウエウエテナンゴはこじんまりとした町だが、メキシコ国境に近く、グアテマラ北西部に点在するマヤの村巡りの起点になる。ホテルやレストランなどの施設も整っている。グアテマラシティからの旅であれば、まずチチカステナンゴに行き、そこで市などを見学した後にウエ ウエテナンゴに向かうのがお薦めだ。
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