プンタ・トンボ  アルゼンチン

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから南に約1300Kmのところに、世界自然遺産に登録されているバルデス半島がある。その付け根の部分に位置するのがプンタ・トンボだ。ここにはマゼランペンギンの一大コロニーがあり、特に夏(10月から2月)の間に大量のペンギンがここで子育てをする。その数は最盛期には100万羽にも達すると言われるが、毎年数は変動する。この時期にプンタ・トンボに行くと、海岸に数多くのペンギンが集まり、また、それ以上の数のペンギンが餌を探して泳いでいる光景が見られる。その数の多さに圧倒される。

 

プンタ・トンボの海岸は日本の海水浴場のように、たくさんのペンギンたちが集まっている。海岸にいるのは多くが子供で、親は海に入って餌をとっている。身体を見て、線がハッキリ浮き出しているのが親で、線がないのが子供だ。


海で餌をとり終えた親ペンギンたちは歩いて自分の巣に戻るため、ペンギンたちの行列が海岸から山に向かって続いている。その途中に人間がいると、立ち止まって少し考え、方向を変えて迂回する。その姿がなんとも可愛い。


海岸の背後にある丘に穴を掘ってペンギンたちは巣を作る。広大な丘はいたるところ穴だらけ。また、観光客などの人間が通る道があるのだが、そのまん中に穴を掘って巣を作っているペンギンもいた。


夏のアルゼンチンは非常に暑い。寒いところが好きなペンギンたちには決して楽な生活ができる場所ではない。暑さに参ったペンギンたちは木陰に入って休憩している。


行き方

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから飛行機で南部の街トレレウまで飛ぶ。ここからプンタ・トンボまでは約100km。夏の間は毎朝、トレレウからペンギンツアーがでている。ツアーがない場合は、タクシーで行ってもそれほど高くない。私たちは、バスに乗り遅れたため、タクシーで行った。ツアー客が帰った後だったので人間がまったくいないし、時間も気にせずペンギンたちを見ることができた。ここに行ったら、世界遺産のバルデス半島も見逃せない。



ラテンアメリカ博物館
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