メキシコにはスペイン植民地時代の面影を残す古い町が非常に多い。その中でも特に美しい町として知られているのがメキシコシティの北部に位置するグアナファトだ(NHKの世界遺産では「王冠の中の宝石」と表現されていた)。 この町は、近くで銀鉱山が発見されたために、その富をふんだんに使って作られた。小じんまりとしているが、スペイン風の豪華でエキゾチックなデザインの建物が多く、町を歩いていても絵になる光景がそこかしこに見られる。特に面白いのは、上の写真のように、昔は川だった所を道路にしていること。道路はカーブだらけでトンネルも多い。周りの建物の雰囲気など中世のヨーロッパを思わせる。
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