クンベマヨ  ペルー

クンベマヨは、カハマルカの南西約20qに位置する雄大な自然が広がる地域にある。クンベマヨとは「精密な水路」という意味で、ここに、古いものは紀元前1000年までさかのぼる古代に作られた水路が残っているのだ。ただ、ここを訪れるほとんどの人は古代の水路を見に来るわけではない。
 標高3500mのクンベ山麓一体は、石の森(Bosque de Piedras)とも呼ばれており、長い年月をかけて自然が作り上げた、たくさんの巨岩・奇岩が立ち並ぶ壮大な景観が楽しめる。このため、カハマルカ発のツアーでは一番人気を誇る場所となっており、大勢の観光客が3時間程度の周遊コースを巡るトレッキングを楽しんでいる。写真はクンベマヨのトレッキングコースの出発点にそびえる石の山。

行き方

ペルーの古都カハマルカの近郊にあるクンベマヨにはツアーで行くのが一般的。クンベマヨは車での移動や休憩も含めて5時間程度のトレッキングツアーになる。このほか、インカ以前の人たちが作った墓の跡であるオトゥスコ、吊橋やチーズ工場、アジサイの庭などと一緒に巡るコース設定が多い。


 

上写真の岩に彫られた洞窟の壁面。古代の人たちが刻み付けた大きな線画が残されているが、何が描かれているか、よく見えない。


トレッキングコースをたどると、次第にスケールの大きい光景が現れくる。谷底の方に見える道の筋がトレッキングルート。


「石の森」という名前がぴったりの光景。立ち並ぶ巨岩が動物など、様々な形に見えるとガイドが説明をする。


石からは確かにいろんな形が想像できる。


雄大な景色の中を歩くのは気持ちがいい。


谷筋にある古代人たちが作り上げた水路。全長9kmあるというこの水路の水の流れは非常に緩やか。高低差が非常に少ない上に、水路をジグザグに曲げたりして、流れをコントロールしているからだそうだ。


途中に巨岩があると、それを迂回せず、岩に穴を開けてまで水路を作っている。


水路の途中にある古代人が描いた線彫りの岩絵。手前に水が流れている。


トレッキングルートの途中には観光客に食べ物などを売る現地の子供たちが待っている。



ラテンアメリカ博物館
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