サンタ・カタリーナ・パロポはパナハッチェルの南東4kmほどの所にある小さな村だ。村ごとに異なる民族衣装のデザインのなかで、高い人気を誇る“青いウイピル”の村として知られている。ただ、以前は、女性は大人も子供もみんな伝統的な青い衣装を着ていたのに、今ではあまり見られなくなっている。
それでも、マヤの村巡りの観光ルートになっているため、毎日、船で外国人観光客がやってくる。このため、村に続く道にはみやげ物の屋台が並び、売り子の女性たちが観光客を捕まえて熱心に売ろうとする姿が見られる。素朴な村の風情はないが、商売熱心な女性や子供たちと会話できるのも楽しいと思える場所だ。
|