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メリダ



中南米 食べ歩きレポート:No.2

メリダ・メキシコ

メリダ(ユカタン)の郷土料理店に行く!


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ユカタン半島の中心地として経済発展した豪壮な街並み

メキシコ南部ユカタン半島の主要都市がメリダです。元々、この地方には数多くのマヤ文明の都市があり、スペイン人は植民地支配を行う中心都市としてメリダを築きました。その後、エネケンという植物繊維の栽培がこの地方の経済を潤し、メリダには数多くの豪華な建築物造られたのです。このため、現在も街の中心部にはスペイン風の豪壮な建築物が建ち並んでおり、多くの観光客を集めています。

メリダの中心部にあるカテドラル(大聖堂)。

ソカロ広場に面したレストランは夜になると賑わう。

人気の郷土料理店 La Chaya Maya

ユカタン半島には一般的なメキシコ料理とは異なった地方の料理が数多くあります。そこで、ある日のディナーで、こうした郷土料理を試してみようということになりました。

メリダの郷土料理店は数多くありますが、有名なレストランというと「La Chaya Maya(ラ・チャヤ・マヤ)」だと思います。この店は、メリダの中心部に2店舗あります。

1軒は中央広場に近いビルの1階にあります。ガラス越しにレストラン内が見えるのですが、こちらはカジュアルな感じで、気軽にユカタン料理を楽しむのに向いています。もう1軒は、中央広場から北に3ブロックの所にあるサンタ・ルシア公園の近くにあります。コロニアル様式の格式ある外観の建物で、ちょっと見ると高級レストランという感じです。

そこで、今回は高級そうな方の店に行くことしました。実は、建物が違うだけで、この2軒の値段は変わらず、両方ともカジュアルな感じです。 

レストランの入り口。コロニアル調の感じがいい建物で、高級な雰囲気だ。

早めに行ったがテラス席は満員状態

ディナーには少し早めの7時ころにレストランに着いたのですが、すでに中庭のテラス席は満員状態。案内の女性にすすめられたのは、建物の中の席でした。テラス席のほうがムードがあっていいのですが、仕方ありません。

人気のレストランですから混んでいます。手前の民族衣装の女性はトルティーヤを焼いています。

トルティーヤ焼きの女性たちがいて焼き立てをいくらでも食べられます(こちらは中心部に近い方の店で撮影)。

ユカタンの郷土料理を注文

注文したのは、「タマル・コラード」と「TIKIN XIC(ティキン・シック)」。タマルはトウモロコシの粉をラードや調味料と共に練り、バナナの皮に包んで蒸したものです。ティキン・シックは鶏ではなく、魚介類をバナナの皮で包んで蒸したものです。ユカタン料理ではバナナの皮が必需品ですね。

料理はこんな感じで出てきました。ちょっと色が…

料理の味は…???

ティキン・シックの味は…悪くないのですが…魚料理が好きな日本人としては、香辛料の使いすぎは素材の味が損なわれてよろしくありません。味の強い豚や鶏ならいいと思いますが、これはいまいち。

タマル・コラードは、メキシコでは一般的に食べられている料理ですが、元々ユカタンを中心としたマヤ民族の料理だったようです。モチモチとしたマッシュポテトのようでおいしいのですが、重い…。

ティキン・シックはこんな感じで、素材の味がよく分からない。見た目もあまりよろしくない。

タマル・コラードはボリュームがあります。

クワトロ・ユカスの方が美味しかった

店の雰囲気はよかったのですが、料理の選択を間違えた感じです。ラ・チャヤには、4皿のユカタン料理をセットにした「クワトロ・ユカス」という料理があるのですが、別の日に、中心部の店で食べたこちらの方はどの皿も美味しくて満足できました。料金もリーズナブルでした。

4種類のユカタン料理が味わえるクワトロ・ユカス

ピビル料理がお勧め

クワトロ・ユカスにも入っていますが、ユカタン料理でもっとも有名なのは豚を使ったコチニータ・ピビル(cochinita pibil)や若鶏を使ったポヨ・ピビル(pollo pibil)といった料理です。ユカタン独自の香辛料をたっぷり肉にまぶしてバナナの皮で包み、長時間蒸し焼きにしたものです。長時間煮込んだシチューのように肉がホロホロで、ソースがよくしみ込んで美味しいのです。

ユカタンに行ったら是非お試しください。

別の店で食べたポヨ・ピビル。崩れるほど柔らかい鶏が美味しかった。

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