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クエラップ周辺の山岳地帯。正面のテーブル状に見える山の頂上にクエラップ要塞がある。
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クエラップの南端の城壁。船の舳先のような形だ。
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周囲を囲む高い城壁。巨石を使う日本やインカの石垣とは異なり、レンガのような緻密な石組みが特徴。
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長さが600mある、東面の石垣。
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石垣の途中に作られた出入り口。かなり狭い!
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北端にある「トレオン」という見張り塔。ここからは周囲の様子がよく見え、敵の侵入をいち早く察知できたはずだ。
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周囲の石垣や住居の壁面装飾にはひし形の模様がよく使われている。よく見ると、建物によってひし形内の模様が異なっていて、それぞれ意味がありそうだ。
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城内は上の村(Puebro Alto)と下の村(Puebro bajo)に分けられており、境には高い石垣が築かれている。
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周囲が良く見渡せる場所にあるチャチャポヤス人の住居跡。この周辺にあまり高い山はないので、非常に見晴らしがいい。住居跡の先に見えるのは、山全体が耕作地になっている向かい側の山。
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かなり壁が残ったチャチャポヤス人の円形住居跡。ここには、侵略したインカ人の住居もあるが、こちらは四角になっている。
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様々な資料や研究をもとに復元したチャチャポヤス人の住居。とんがり帽子屋根が面白い。
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テンプロ・マヨール(大神殿)と呼ばれる建物。あまり大きくはないが、逆円錐型の壁が美しい、手の込んだ建物だ。
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城内にはリャマが放し飼いにされている。
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都市を守るために作られた狭い通路。こうした工夫にもかかわらず、チャチャポヤスに侵入したインカは、ついにクエラップも占拠する。その後、インカ人もクエラップ城内に住みチャチャポヤス人を支配したが、やがてやってきたスペイン人に滅ばされてしまう。インカに恨みを持つチャチャポヤス人はスペイン人に協力したと伝えられるが、結局は、彼らもスペイン人によって滅ばされてしまったのだ。
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