2015年の1月中旬、デルタ航空で羽田から、ロスを経由してアトランタに向かいました。今回の安い航空券では米国内で2回乗り継ぎ、コスタリカに向かうのです。飛行時間は合計20時間ほどですが、待ち時間が計8時間ほどありますので、
28時間かかってコスタ・リカの首都サンホセに到着しました。もう、くたくたです。
コスタ・リカは物価が高いと聞いていましたが、まず、空港からホテルまでのタクシーで驚きました。
空港を出る際、当面のお金を両替しますが、中米では空港の換金率が恐ろしく悪いのです。そこで40ドルだけ両替しました。これだけあればタクシー代と食事代くらいになると思ったのです。 空港に待っているタクシーに乗ると、運転手が「メーターが付いている」と言います。値段交渉の必要がないのは楽だと思ったのですが、走り出すと、このメーターがどんどん上がっていくのです。
コスタ・リカのお金の単位が大きいので余計そう思うのでしょうが、すぐに5000コロンを超えました。手持ちの金は16000コロンほどです。「まあ、大丈夫だろう」と高をくくっていると、数字は10000を超えて猛烈に上がっていきます。心配になった私は「このメーター、数字は正しいの?」と聞きました。すると運転手は「ちょっと表示がおかしいけど、問題ないよ。レシートを出すから心配するな」と言うのです。
「レシートの問題じゃなく、数字が上がり過ぎるのが問題だ」と思いながら、いつホテルに着くのか気が気ではありません。とうとう15000コロンを超えました。すると、車が止まり「ここだよ」と運転手が言いました。レシートを出してもらうと15180コロン。本来は日本円で3000円ちょっとなのですが、空港のひどい換金屋のレートでは3500円を超えています。換金屋とタクシーの両方に腹を立てたサンホセ到着となりました。
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